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背骨のクッションがなくなる?フラットバック姿勢

フラットバックとは?


フラットバック姿勢は、一見すると背筋が伸びていて、美しい姿勢に見えることがあります。しかし、本来S字カーブを描いているべき背骨の湾曲が失われ、平坦になっている状態を指します。背骨の湾曲は、体を動かす際の衝撃を吸収し、体への負担を和らげるという重要な役割を担っています。


なぜ?フラットバック姿勢の原因


主な原因の一つは、長時間のデスクワークです。座っている際にお尻が前にずれて腰が背もたれから離れ、顔だけが前に出ているような姿勢を長時間続けることで、背骨の平坦化が引き起こされやすくなります。


フラットバック姿勢の影響


フラットバック姿勢では背骨のクッション作用が低下するため、動作時の体幹下部への負担が大きくなります。その結果、周囲の筋肉は常に緊張状態を維持しようとし、椎間板ヘルニアなどにつながる懸念があります。

また、この姿勢のシルエットは、背中が真っ直ぐで頭だけが前に出ているような立ち姿が特徴です。体がバランスを取ろうとするために首から下の背骨の湾曲が失われ、衝撃を逃がせなくなります。歩く、走る、座るなど、すべての動作において上からかかる重力の衝撃を吸収できず、各関節に常に負担がかかってしまうのです。


フラットバックで緊張・短縮しやすい筋肉


フラットバック姿勢では、以下の筋肉が緊張し、短縮しやすくなります。

  • 前方腹筋

  • ハムストリングス(太ももの裏側の筋肉)

この姿勢では腹圧を入れて立っているため、一見すると背筋が伸びた良い姿勢に見えることもあります。


フラットバックで弱化・伸長しやすい筋肉


一方で、フラットバック姿勢では、以下の筋肉が弱化し、伸長しやすくなります。

  • 腸腰筋

  • 脊柱起立筋(背中側の筋肉)

  • 股関節屈筋群(単関節筋)

これらの筋肉は、背骨の自然な湾曲を維持するために重要な役割を担っています。


フラットバックの特徴まとめ


フラットバックは、一見良い姿勢に見えることもあるものの、実際には背中のS字カーブが弱く、結果的に腰への負担が大きくなる可能性がある不良姿勢です。

もし、ぎっくり腰や寝違え、片頭痛など、繰り返しの症状に悩まされている方は、一度ご自身の体の状態を見直してみてはいかがでしょうか。

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