なぜ、骨盤が歪む?骨盤を安定させるヒケツ。
- hiraishinkyu727
- 4 日前
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骨盤と股関節:美しい姿勢の要
骨盤は姿勢の要であり、体の中心に位置する不安定な場所だからこそ、上半身や下半身の影響を大きく受けやすいデリケートな部分です。体のバランスを担う大切な骨盤は、股関節の動きによってそのバランスを保っています。
特に二足歩行において、立っている時も歩いている時も股関節は非常に重要です。骨盤のバランスを保つ筋肉は数多くありますが、骨盤自体の安定に欠かせないのが股関節深層外旋六筋(しんそうがいせんろっきん)と股関節内転筋です。
股関節の「深層外旋六筋」と「内転筋」がカギ
姿勢に大きく関係する深層外旋六筋は、骨盤と太もも(大腿骨)をつなぐ大切な股関節のインナーマッスルです。お尻の表面にある大殿筋や中殿筋とは違い、意識しづらい筋肉ですが、ここが使えていないと「垂れ尻」や「X脚」の原因になるだけでなく、猫背や腰痛、さらにはぽっこりお腹にもつながる可能性があります。
一方、股関節内転筋は、骨盤を立てるのに必要な内ももの筋肉です。これも深層外旋六筋と同じく、普段使いにくいにもかかわらず、重要な役割を担っています。
キーポイントは「股関節をひねる」
日常生活で股関節をひねる動作はあまり多くありません。そのため、意識してもなかなか動かせないと感じる方もいるでしょう。
股関節は、球関節と呼ばれる**「自由奔放な関節」**です。どの方向にも動くことができます。しかし、驚くべきことに、ちゃんと「ここを動かすんだよ」と意識してあげるだけで、安定して機能してくれる賢さも持ち合わせています。
目指す股関節は、バレエダンサーのように前後左右に180度開脚できる股関節ではありません。大切なのは**「締められるお尻」**を手に入れることです。これが骨盤の安定に必要不可欠なのです。
お尻を引き締めるための実践ポイント
片足立ちで確認: 片足立ちをした時に、立っている側の脚のお尻の筋肉に力が入っているか触って確認してみてください。
座る時の意識: 座っている時も、鼠径部を挟み込むように座ると、骨盤が立った状態になります。
お尻を引き締めるカギは「太ももをひねる」 仰向けに寝た状態で、両足のかかと同士を離さずに、足を平泳ぎのように動かしてみましょう。その際、できるだけ膝が床から離れないように意識してください。最初は太ももの外側や前に力が入ってしまうかもしれませんが、無理せず少しずつ継続することが大切です。
今までの「当たり前」が変わる
今まで使っていなかった股関節の筋肉が動き出すと、今までになかったお尻のハリを感じられるようになります。安定した骨盤を手に入れ、ぜひ美しい姿勢を作り上げてみてください。
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